先週、障害福祉サービス事業所連絡協議会の研修会がありました。今回は、「就労支援を見直そう」というテーマで、県内の事業所から25名程の方が来られました。
まず、話題提供として3名の支援員の方から、事業所の紹介や就労支援の現状、日々大切にしていること等を聞かせてもらいました。「就労継続支援B型事業所」「相談支援事業所」「グループホーム」など、種類の違う福祉サービスの方々が、連携しながら利用者が働くことを支えているのだと改めて感じました。
次に、せせらぎの施設見学をしてもらいました。ICTを活用しながらスタッフの業務効率化を図ったり、情報共有を行ったりしていることを目玉としてお伝えしました。
最後に、グループで座談会を行いました。長く働き続けるためのモチベーションは何かという話題では、メンバーの成長とスタッフ間の絆だという意見がでていました。他の事業所の話を聞いていると、スタッフの悩みや想いはどこも同じだと共感できることがたくさんありました。また、せせらぎの施設見学をしてみて、就労支援がメインの事業所だけど、作業だけではなく食事や掃除、洗濯、様々な当番活動、余暇活動などが充実しているという感想をいただきました。生活支援の土台がしっかりあってこその就労支援なのだと思います。しかし、どこも人手不足で、スタッフ体制に余裕がなく、なかなかそこまで手が回らないのが現状だという話も出ていました。
今日の研修で得たことを、それぞれの事業所にもちかえって、明日からのメンバーの支援に活かせるといいと思います。