今年は、就労支援の現場にICTを導入するための補助金をいただけることになりました!!
作業手順を動画で示すための機器やシステムを導入します。
これまでは請負先からいただく要領書を、分かりやすい言葉に置き換えせせらぎ用の要領書に作り替えて使用していました。この作業がなかなか手間暇の掛かる仕事でした。
メンバーが新しい製品に取り組む時には、スタッフが要領書を見せて説明したり、作って見せたりしながら習得してもらいます。しかし、教える側のスタッフの言葉が統一されていないことや、スタッフにも得手不得手があり自信をもって教えられないこと等から、これまでは特定のスタッフの仕事になってしまいがちでした。そのことが、就労現場の業務を標準化させることを阻む要因でもありました。
これらの課題を解決するべく、新しい方法を取り入れることにしました。今回も、市川電産CEOの市川博之氏とグラフィックレコーダーの市川希美氏に静岡から来ていただき、ワークショップを行いました。就労現場での業務のやり方やその課題、そして希望など話し合ううちに、これまで曖昧だったことや漠然とした思いが段々と明確になっていきました。グラフィックレコーディングという手法で、どんどんと言葉が可視化されていき、自分たちの目指す方向が具現化されました。市川夫妻の力で、また一歩前進できそうです。ありがとうございました。
来年には、新しいシステムが完成するので今から楽しみです。