寒かった冬もようやく終わり、春がそこまでやって来ましたね。春は出会いの季節でもありますが、同時に別れの季節でもあります。就職が決まり4月から新しい職場でスタートを切るメンバーから、せせらぎのメンバーやスタッフに想いを書き綴ってもらいました。
『4月から富山県庁の事務職の仕事に就きます。61歳という年齢で、まさか採用されるとは思ってもみなかったので、大変驚いていると同時に、やっとスタートラインにつけたという安心感や緊張感で胸が一杯です。県庁の事務職とは聞こえは良いですが、パソコンを使ってなんだかクラークのおじさんみたいな感じかなと思いましたが、やるからには、精一杯、一生懸命に職務を全うする覚悟はできています。
せせらぎに来てはや3年が経つらしいです。思えばあっという間の3年間でした。皆さんと一緒に仕事をし、掃除をし、食事を共にし、また働いて、時間になったら家に帰る生活が自分の中で定着しました。ここでは多くのイベントもあり、充実した日々を送りました。自分にとって大切な経験をさせて頂きました。そして、何をおいても、所長をはじめ、多くのスタッフの方々が、博愛の精神で私たちメンバーをサポートして頂いた事は、特筆するに足りないほどの多くの喜びを与えてくださいました。
季節がようやく今、春へと移ろい始めると共に、世間では、人や物の行き来が激しくなって参りました。暫しの別れとまた新しい出逢いが訪れてきています。私にとっては今、まさに旅立ちの時です。私の人生も、新しく変化していきます。また多くの努力が必要になります。場所や内容の違いがあったとしても、皆さんと私は、仕事をするという意味では、全く同じなのです。また多くの経験をし、ひとまわり大きくなっていきます。だから、どうか皆さんも、今その時を大切にし、決して後悔の無い時間を過ごして頂きたいと思います。私も頑張ります。皆さんも頑張ってください。心が折れそうになっても、常に前向きで、各々の人生を素晴らしいものにしてください。3年間という短い期間でしたが、皆さんと共に過ごした日々は、私の記憶の中に残り続けるでしょう。行ってきます。またどこかでお会いする機会があれば、その時はまたよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。』
今回就職が決まったメンバーさんとは、3年間という短い時間でしたが、作業だけではなく様々な活動を通して時間を共有してきました。その間、順調な時ばかりではなく、本当にいろいろな困難がありました。その都度、せせらぎのスタッフに相談をしてくれたので、一緒に考え、悩み、微力ながらお手伝いをさせてもらいました。大きな壁を前に心が折れそうな時もありましたが、最終的には、自分で前を向いて進んでいく強さがあり、スタッフの私も多くのことを学ばせてもらった貴重な3年間でした。ありがとうございました。これから新たな人生が始まります。悔いのないように、精一杯チャレンジして下さい。そして、充実した毎日を送ってくれることをスタッフ全員で願っています。これからはせせらぎの卒業生として、順調な時も、そうではない時も、立ち寄って話を聴かせてもらえると嬉しいです。