先日、久しぶりに、就労した皆さんが集まる機会がありました。今回は、「パーソナルリカバリーと所属感」をテーマに研究されている方からの依頼で、インタビューに協力していただきました。
働き始めて数か月から10年ほどと、それぞれ違う皆さん。「働いてみて思うこと」や「せせらぎに対して思うこと」など、普段はなかなか聞くことのできない、それぞれの思いを聞かせてもらうことができました。仕事を始めてからの経験や、今の生活のこと、そして、せせらぎで過ごした時間について話す皆さんの表情を見ていると、ここで過ごした時間が、それぞれの中に今も残っているのだなと感じました。
インタビューの最後には、サービス管理責任者から、「戻ってきてほしいとは思っていないけれど、何かあったら、いつでも戻ってきたらいいよ」と、皆さんに励ましの言葉を伝えました。その言葉を聞いた皆さんは、とてもうれしそうな表情をされていました。「戻ってきて」と引き止めるのではなく、それぞれの場所で頑張っていることを応援しながら、「何かあったときには、いつでもここに帰ってきていい」。そんな場所であり続けることも、大切なのかもしれません。日頃から、就労した方たちが顔を見せに来てくれる機会は多くあります。一方で、仕事が忙しく、なかなか来ることができない方もいます。
今回の集まりを通して、こちらから時々「元気にしていますか?」と近況を尋ねたり、せせらぎの様子をお知らせしたりすることもいいのかもしれないな、と感じました。久しぶりに顔を合わせ、近況を聞き、いろんな話ができたこと。そして、「いつでも戻ってきていいよ」と伝えられたこと。とても温かく、うれしいひと時となりました。これからも、せせらぎを卒業して、それぞれの場所で頑張っている皆さんとのつながりを大切にしていきたいと感じた時間でした。