６月２８日・７月５日の２週続けて、黒部市社会参加促進事業　ＳＳＴ教室を黒部市総合体育センター第１研修室にて開催しました。
魚津緑ヶ丘病院　精神保健福祉士の澤村さんに講師をお願いして行いました。
まずＳＳＴは、①聞く力　②考える力　③話す力をトレーニングするもので、表現するポイントとして「①大きな声ではっきりと　②明るい表情　③視線を合わせる　④手を使って表現する　⑤身を乗り出して話す　⑥話を適切に」の６点が大切だと説明を受けました。
少しウォーミングアップをすると、メンバーの皆さんの緊張が解れてきたようでした。
テーマはそれぞれ「どうしても必要な時の上手な頼み方」と「自分が手一杯の時に頼まれ事をされた時の上手な断り方」という内容で行いました。
丁寧な頼み方や、受け答えを一人ひとりが意見を出し合いながら考えました。

そして、受け答えや対応をペアになりロールプレイし、それを見ていた人が良かった点を発表しました。
初めは皆さんとても緊張している様子でしたが、最後の感想では、「大きな声ではっきりと話すことが大事だと思った」「良い言葉で話せるようにしたい」など、日ごろの話し方を改めようという気持ちになっている方が多く、そこに気付けたことは大きな一歩だと感じました。