3月28日、「せせらぎハウス黒部」に浦山地区社会福祉協議会・浦山自治振興会の役員のみなさんが施設見学研修に来られました。
これは、浦山地区の両会が黒部市福祉課に相談されて、福祉事業所見学と障がい者の理解を促進する研修として実施されました。
天候にも恵まれ、午前9時過ぎ、研修に参加された約15名の方がバスで施設に到着。
多目的室で黒部市福祉課の石黒さんが「黒部市における障がい者の理解促進の研修の取組」について説明され、続いてせせらぎハウス黒部の脇坂施設長代理が「精神障害を知ろう~共生社会を実現するために~」というテーマで説明を行いました。
施設を利用しておられるみなさんの普段の作業内容や昼食会や音楽教室などのイベント、昨年制作した障害者作品展に出展した作品作り、また、普段の生活や病状面での支援についてプロジェクターを使って説明させていただきました。
この後、施設の利用しているメンバーの男女2名が、施設での活動について発表しました。
見学に来られた方々に説明するのは初めてだったメンバーは、緊張した様子でしたが、プロジェクター画面に合わせて分かりやすく説明していました。
研修に参加されたみなさんは、このメンバー自身による説明に何度もうなづいておられました。
この後、屋上に設けられた津波災害発災時における避難場所を確認していただき、施設2階の工房での大豆選別作業、1階作業室での部品組み立て作業等を見学していただきました。
研修に参加された皆さんは、作業中のメンバーに気軽に話しかけられ、メンバーが説明する作業内容にも感心された様子で、熱心に見学していただきました。
午前11時過ぎで、せせらぎハウス黒部の施設見学研修は終わり、次の施設見学研修場所である「シェアフィールドひまわり」に向かわれ、せせらぎハウス黒部での研修は終了しました。
今日参加いただいたみなさんからは、「精神や知的障がい者に対する考えが変わりました。」、「明るい施設で驚きました。」、「障害者作品展に出展された作品を多くの方に見てもらいたいですね。」等の暖かなご意見や感想をお聞きすることができました。
ありがとうございました。